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破産申立書の添付書類の書き方(自己破産手続き)

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「自己破産をしようとしても、必要書類をどうやって書いていいか分からない」
「書き方が分からないから、弁護士に依頼したほうがいいか迷っている」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
はじめての方でも、分かるように必要書類の書き方をまとめました。
もしそれでも分からないことがありましたら、裁判所や弁護士会の無料相談などでおたずねください。
裁判所によっては、定型の書式があるところもございます。
必要書類を書いて申立をして、辛い現状から抜け出しましょう。

破産申立書の添付書類の書き方(自己破産手続き)

1 陳述書の書き方

(1)陳述書とは

裁判所が、破産開始決定を判断するのに必要な書類です。
内容としては、①破産申立に至った経緯、②これまでの経歴、③家族構成、④現在の住居状況などを書きます。

(2) 破産に至った経緯

どんな人(金融業者など)から、いつ、どういう理由で、いくら借り、実際に何に借金をいくら使ったのかを、時系列(古い時期から順番に)で具体的に記載してください。
いつから借金が返せなくなったのか、どのような事情が生じたのかも記載してください。
例えば、病気で入院したとか、リストラで収入がなくなったとか。
不払いによって、債権者(借金をしている相手)と話し合いや差し押さえ、訴訟になったなどの事情があれば、その時期や内容も記載しましょう。
別途、当時の書類などもあれば添付してください。
これまでの生活状況のなかで、当時の収入や資産に見合わない過大な支出やパチンコや競馬などのギャンブルをしていたら、免責不許可(自己破産は認められない)となってしまいます。
ココはしたことがない、とするのがいいでしょう。

(3) これまでの経歴

申立からさかのぼって。10年前から現在に至るまでの経歴を記載してください。
勤務先の会社名や雇用形態などを具体的に書いてください。

(4) 現在の住居状況

持家か賃貸か、持家とすれば誰の所有かを正確に記載してください。

2 債権者一覧表の書き方

(1)債権者一覧表とは

破産申立人の債務の負担状況(借金の状況)を、裁判所に明らかにするために必要な書類です。

(2)債権者一覧表の記載内容

陳述書の経緯と同じく、時系列に沿って、ア債権者名、イ債権者の住所、ウそれぞれの借り入れ年月日、エそれぞれの借入金額、オそれぞれの最終返済日、カそれぞれの現在金額(残債務額)、キ借金の使徒、クそれぞれの担保の有無および内容を記載してください。
*なお、自己破産で免責される債務は、債権者一覧表に記載された債務に限られるので、記載されなければ自己破産しても払わざるをえない可能性があります。

3 財産目録

(1)財産目録とは

同時廃止手続きになるか、管財事件となるかは、資産があるかどうかによって決まります。
したがって、裁判所が同時廃止にすべきかを、申立人が提出した財産目録で判断するのです。

(2)財産目録の記載内容

現金、預貯金、有価証券(株式など)、加入保険、貸付金などを記載してください。
各裁判所で定型の書式があれば、それを用いるのが無難ですね。
事業を営んでいる方(個人事業主や会社の代表)は、在庫や売掛金など、事業に関する資産も報告する必要があります。

原則として、プラスの財産があれば、弁済や配当の資金となり、手元に残りません。
もっとも、自己破産しても路頭に迷って生活できなくなってしまっては、制度として機能しませんよね。
そこで、99万円以下の現金、生活上欠くことができない家財道具(整理ダンス、ベッド、調理器具、食器棚など)、差押禁止債権(年金など)、残高20万円以下の預貯金、見込額が20万円以下の自動車、居住用物件の敷金債権などは、「自由財産」といって、破産開始決定後も差し押さえることができず、手元に残しておくことができます。
具体的に「自由財産」にあたるかどうかは、専門家の判断が必要になります。

これらの書類は、裁判所が破産決定をする際に重要な判断をするポイントなので、嘘はいけません。
間違いがないように正確に記載することを心がけましょう。

破産申立までの準備(自己破産をじぶんでやる準備のまとめ)

借金を整理するために、まず真っ先にすべきこと

自己破産のメリットとデメリットと、弁護士に依頼すべきか否か

借金整理で、どの整理方法を選ぶのがいいか?

<自己破産の目次>

1 借金整理の4つの方法(借金整理で、どの整理方法を選ぶのがいいか?)

2 借金を整理するための事前準備(借金を整理するために、まず真っ先にすべきこと)

3 自己破産のメリットとデメリット

4 弁護士に依頼すべきかどうか

5 自己破産を選択した場合の事前準備(破産申立までの準備(自己破産をじぶんでやる準備のまとめ))

6 破産申立書の添付書類の書き方(自己破産手続き)

7 自己破産のQ&A(自分でやる自己破産手続きの疑問を解消)

8 破産申立後の破産手続(同時廃止と管財事件(2とおりの自己破産手続き))

9 申立から免責許可決定(終了)までの手続きの流れ(自己破産手続き)

10 自己破産しても免責されない債権や免責不許可事由

11 まだ「支払不能」には至っていない場合の借金整理の方法(自己破産とは異なる借金整理法「特定調停」の手続き)

-自己破産

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